ZEMIX / セキュリティ
「安全に運用できるか」に、
仕様で答えます。
ZEMIX は権限・監査を後付けせず、基盤に組み込んで設計しました。このページは、情報システム部門・セキュリティ審査のご担当者様向けの技術説明です。
01 Tenant isolation
テナントの境界は、データベースが守る。
アプリケーションのコードが条件を書き忘れても、他のテナントのデータは返りません。境界をデータベースと検索の両方に持たせています。
- 行レベルセキュリティ
- PostgreSQL の行レベルセキュリティで、テナント間のデータアクセスをデータベース層で遮断します。
- 検索の段階での分離
- 検索するデータにテナントと参照範囲の情報を持たせ、検索の段階で絞り込みます。
02 Access control
同じ質問でも、役割で根拠が変わる。
見てよい文書は、AI に渡る前の検索の段階で絞り込みます。見てよくない文書は、そもそも回答の材料になりません。
一般社員role: member
評価制度について教えて
評価は年 2 回、上期・下期に行います。目標の設定と振り返りは、所属長との面談で行います。
人事制度ガイド p.4
人事評価規程(詳細)は検索の対象外
人事部role: hr
評価制度について教えて
評価は年 2 回です。評語は 5 段階で、評語の分布の目安と調整会議の手順は、規程の第 3 章にあります。
人事制度ガイド p.4人事評価規程 第 3 章
※ 会話は説明のための例です。文書の名前や規則の内容は架空のものです。
- 認証
- Amazon Cognito による認証。アカウントは招待制で発行します。シングルサインオン(SSO)は現在未対応です。
- 文書の参照範囲
- カテゴリ・タグ・文書単位で「誰が参照できるか」を決め、検索の段階で適用します。
- 安全チェック
- 不適切な質問や回答を、回答を返す前に止めます。
03 Audit
誰が・いつ・何をしたかを、記録に残す。
文書の操作、権限の変更、エージェントの公開など、管理画面の操作を監査ログに記録します。Enterprise では監査ログの外部出力に対応します。
| 日時 | 操作者 | 操作 | 対象 |
|---|---|---|---|
| 10/18 10:42 | 管理者 A | エージェントを公開 | hr-helpdesk |
| 10/18 10:31 | 人事部 B | 参照範囲を変更 | 人事評価規程 |
| 10/18 10:12 | 総務部 C | 文書を追加 | 就業規則_2026.pdf |
| 10/17 18:05 | 管理者 A | ロールを割り当て | 人事部 B → hr |
※ 画面の例です。操作者の名前は架空のものです。
04 Data handling
データの取り扱い
- 暗号化
- 保存データを暗号化し、通信はすべて TLS で行います。
- データの保管場所
- 文書と会話の履歴は、日本(AWS 東京リージョン)に保管します。
- 回答の生成と AI の学習
- 回答の生成には OpenAI の API(日本国外)を使い、質問と必要な文書の一部だけを送ります。AI の学習には使われません。
- 解約時のデータ削除
- 手順と期間は、契約時に書面でご提示します。お急ぎの場合はお問い合わせください。
05 Security review
セキュリティチェックシートに、ご回答します。
チェックシートへの回答や、追加の技術説明会に対応します。審査のご担当者様から直接ご連絡ください。
まず、あなたの文書で試してください。
デモ環境は 1 営業日以内に開通。サンプル文書に加えて、お手元の PDF を 100 ページまでアップロードして精度をご確認いただけます。